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ロシア人にまつわる8つのステレオタイプ:ウソ?ホント?

Tandem JP2019年3月12日4分で読める記事

あなたは「ロシア」や「ロシア人」と聞いて何を思い浮かべますか? ロシア人は怖い? ロシア人は寒さに強い? ロシア国民は全員「ダーチャ(別荘)」を持っている?

1億4千万人の人口を擁し、文学、クラシック音楽、バレエなどで有名なロシア。長い伝統により育まれてきた豊穣な歴史が魅力です。そんな魅惑の国ロシアに対するあなたのイメージ、もしかしたら間違ってるかも!?

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今回のブログ記事では、ロシアに対するステレオタイプなイメージについて、ホントかウソかを調査してみました。😉

以前のブログで、私たちはイギリス人のステレオタイプ(英語版)についてもお話ししました。それでは典型的なロシアとは何なのか、見ていきましょう!

1.ロシア語で「乾杯」は「ナ・ズダローヴィエ(na zdorovie)」– ウソ

映画などではよく見かけるかもしれませんが、Tandemのロシア人スタッフいわく、実はロシア人は乾杯の時に「ナ・ズダローヴィエ(na zdorovie)」とは言わないそうです!このフレーズは「どういたしまして」という意味であるとのこと。ただし、外国人が乾杯の意味で使う場合には、「ナ・ズダローヴィエ」でも一応通じるので、使ってもOKとのことでした。

代わりにロシア人がよく使うのが、カジュアルな場では「Davay! (давай) 」(さあやろう」の意)、「Vzdrognem! (вздрогнем)」(さあ出発しよう)、「Vzdrognem! (вздрогнем)」(さあ身震いしよう)がよく使われるとのことです。これは、上等なウォッカのショットを開けると、身震いが起こるから。また、ロシア人は何度か一緒にお酒を飲むと、乾杯をしなくなります。

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2.ロシア人はお酒をたくさん飲む – ホント

ロシア人と言えばウォッカを飲むと連想する人も多いでしょう。外国人が想像しがちなイメージは、朝起きて目覚めの一杯、寝る時にも一杯飲んでからベッドに入るロシア人。きっとお酒の消費量も世界一のはず。でも実は、世界で最も多くアルコールを摂取する国はベラルーシ。アルコール換算で年間15.1Lを消費するロシアは第4位にランクインしており、その半分以上は蒸留酒* (スピリッツ)。ちなみにロシアでウォッカが誕生したとされる1月31日には、各地でお祝いが開かれます。

3.ロシア人は寒さに強い – ウソ

年間を通じてずっと氷点下のロシア。きっとロシア人は寒さを感じない体質のはず! 確かに高緯度の地域には長くて寒い冬が訪れますが、広大な面積を持つロシアでは、地域によって気候はさまざま。極端な例をあげれば、カスピ海沿岸のカルムイクでは夏は45度に達するほど暑く、北極圏に近いオイミャコンは冬にマイナス64度にもなる極寒の地です。

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4.ロシア人は紅茶をソーサー付きで飲む – ホント

紅茶はロシア人の国民的飲み物。1日に平均3杯は飲むと言われています。基本的には紅茶が良く飲まれますが、中には様々な種類のお茶も。お茶を飲むことは、人との交流に欠かせないのです。

お茶を飲む時に受け皿を使うのは、イギリスや中国でも行われています。かつては熱い紅茶を冷ますために、ソーサーにこぼしてから飲むという習慣がありました。特に労働者階級の間では、音を立ててソーサーから紅茶が飲まれ、またロシア貴族たちは熱々の紅茶をそのまま飲むか、冷めるまで待っていたようです。

5.ロシア人は全員「ダーチャ(別荘)」を持っている – ウソ

ロシアにはお金持ちが多いというイメージを持つ人も多いようです。ダーチャと呼ばれる別荘は、都市の住民にとって夏を過ごすのに最適の場所。別荘と聞くと、大きな邸宅で、テニスコートに囲まれているようなイメージですが、実際は? 実はほとんどのダーチャは1区画の小さな土地にある家で、野菜の農園がついています。

多くのロシア人は、冬の間に痛んだり埃の溜まったダーチャの修理や掃除に何日も費やします。整然と建てられたダーチャの庭では、花や野菜が植えられます。ソ連時代には土地が配分され、一般人でも手に入れることができましたが、今やダーチャを所有するのは人口の半分以下となっています。

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6.ロシア人は迷信深い – ホント

迷信深いことの良し悪しは置いておいて、多くのロシア人は今でも迷信を信じています。例えば、家の敷居の上で握手をするのは縁起が悪いと言われています。家は精霊が住んでいて、敷居には悪魔が宿っていると考えられているからです。ロシアでは、飲み干したボトルは床に置きます。水、ウォッカ、ジュースなどを問わず、空の瓶をテーブルの上に置くのは運気が下がると言われているからです。また、邪悪を避けるために木を3回叩いたり、左肩越しに「プップップッ」と唾を吐くふりをします。

7.街中で野生の熊がうろついている – ウソ

熊に歩かせたり曲芸をさせるのが盛んだったのは、19世紀のこと。野生のグリズリーは静かな環境を好み、街にはあまり近づきません。しかしながら、稀に熊が人里に降りてきて、村を襲うことも。ちなみにロシア国内では、ヒグマをペットとして飼う事が許可されているため、かみつき防止の口輪をつければ街中を散歩させることも可能だとか。

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8.ロシア人は冷たい – ウソ

ロシア人の性格と聞いて想像するのは、冷たい、怖い、などでしょうか。確かにロシアの人々は、知らない人に対してあまり笑顔を見せません。でも、ここには理由があるのです。

ロシアの文化では、見ず知らずの人の前で感情を表現する事は失礼だと考えられています。また、回りくどい言い方をしないストレートな会話も、誠実さの表れとされています。愛想良くしたり、天気の話題などで徐々に打ち解ける、といったやり方はロシア的ではありません。でも、一度ロシア人と親しくなると、彼らは純粋で人懐っこい人々だという事が分かるでしょう。

ロシアに対するイメージは誇張されがち。でも、全ての熊が曲芸ができて一輪車に乗れる、みたいなイメージはちょっと可愛いかも(これはまた別のステレオタイプですが)。Tandemの言語交換で、タンデムパートナーとお互いの文化についてぜひ話してみましょう。会話のきっかけになるだけではなく、違う国の文化を理解する第一歩なのです。

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