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油断禁物!スペインのスペイン語と中南米のスペイン語の違いは、これだけ手ごわい!【第二弾】

Hitomi M.2021年6月1日5分で読める記事

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世界を旅する人にとって最強のコミュニケーションツールとなる外国語、それはスペイン語

前回のブログ記事では、スペインのスペイン語であるかステジャーノと中南米のスペイン語であるエスパニョールにおける名詞や動詞の違いを解説しました。今回の記事では、第二弾として、スペインのスペイン語と中南米のスペイン語の発音や動詞の活用系の違いについて説明したいと思います!

スペインのスペイン語と中南米のスペイン語の発音の違い

スペインのスペイン語とラテンアメリカのスペイン語といえば、発音の違いでも有名です。 では、具体的にどのように違うのでしょうか?

CとZの発音

中南米のスペイン語ではアルファベットのC(後ろの母音がeとiの場合)とZの音を日本語のサ行の「さ・し・す・せ・そ」に近い音で発音します。例えば、ラテンアメリカの国で、ビールを意味する単語「Cerveza」は「セルベサ」と発音すれば大概問題なく通じます。

ところが、これがスペインのスペイン語になるとサ行の発音ではなくなり、英語の「TH」の発音になるのです。 日本人には発音しなれない音なので、難しく感じるかもしれません。

もっと詳しく知りたいという人は、下記の映像も是非参考にしてみてください!

動詞の活用形の違い

スペインのスペイン語とラテンアメリカのスペイン語の違いの中でも一番の難関と言えるのが、動詞の活用形の違いです。

一度中南米のスペイン語を流暢に話せるようになったとしても、スペインのスペイン語をすらすら話せるというわけではないのです! むしろ難しいと言えます(筆者も経験あり)。

では、具体的な動詞の活用形の違いをみていきましょう。

スペインのスペイン語とラテンアメリカのスペイン語では、第二人称である「あなた」、つまり「tú」が主語となった場合の動詞の活用は全く同じです。

ところが、第二人称の複数形である「あなたたち」が主語になった場合は、全く違う活用をするようになるのです!

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Ustedes(中南米のスペイン語)とVosotros(スペインのスペイン語)

中南米のスペイン語で「あなたたち」は「Ustedes(ウステーデス)」。

一方で、スペインのスペイン語で「あなたたち」は「Vosotros(ヴォソートロス)」です。

見てのとおり、全く違う単語です。 ここで、例文をあげて違いをみていきましょう。

「私と一緒にディナーに来ませんか?」

相手が1人の場合:(「tú」に対して質問する場合)

“¿Quieres (tú) venir a la cena conmigo?

相手が2人以上の場合(中南米式に「Ustedes(ウステーデス)」に対して質問する場合)

“¿Quieren (ustedes) ir a la cena conmigo?”

相手が2人以上の場合(スペイン式に「Vosotros(ヴォソートロス)」に対して質問する場合)

“¿Queréis (vosotros) ir a la cena conmigo?”

ここで、すでにお気づきかと思います。

なんとスペインと中南米で、主語の「Ustedes(ウステーデス)」と「Vosotros(ヴォソートロス)」が違うだけでなく、動詞の活用が違うのです!

「〜したい」「〜が欲しい」という意味の動詞である「Querer」が、中南米式だと「Quieren」という活用形になり、スペイン式だと「Queréis」となっています。

全く同じことを意味する文章なのに、スペインとラテンアメリカで主語も動詞も形が違うんです! これはややこしいですね。

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スペインのスペイン語、中南米のスペイン語、どっちを話せるようになりたい?

そして、「Querer」という動詞に限らず、すべてのスペイン語の動詞は2人称複数形の場合、上であげた例のようにスペインとメキシコで違う活用をします。

一度スペインか中南米のスペイン語のどちらかで流暢に話せるようになっても、スペインとラテンアメリカのスペイン語を完璧に切り替えるのは至難の技です。

よって、スペイン語を学習しはじめる最初の段階で、スペインのスペイン語をマスターしたいのか、中南米のスペイン語を話せるようになりたいのか自分の希望を決めることが大切です。

動詞の時制の違い

さて、ここでスペインのスペイン語とラテンアメリカのスペイン語において、もうひとつややこしい違いを説明します。 それは、動詞の時制の違いです。

例をみていきましょう。

例えば、「昨日学校に行った」という文章をスペイン語で作ってみます。

“Fui a la escuela ayer.” 「昨日学校に行った。」

これは、スペインのスペイン語でも、ラテンアメリカのスペイン語でも両方同じです。

では、もう一つ別の文章をスペイン語で作ってみましょう。

中南米:“Fui a la escuela esta mañana.”「今朝学校に行った。」
スペイン:“He ido la escuela esta mañana"「今朝学校に行った。」

違いがわかるでしょうか?

なぜか、昨日ではなく今朝の話になったとたんに、スペインのスペイン語の動詞の活用が「Fui」ではなく「He ido」になっているではありませんか!?

これは、「昨日」の出来事においては、スペインと中南米の両方で普通の過去形が使われるのに対し、「今日」など直近の出来事の場合は、すでに起きた出来事であったとしても、スペインでは現在完了形が使われることがあるためです。 よって、過去形の「Fui」ではなく、「He ido」という現在完了形が登場したのです。

一方で、ラテンアメリカの国では、同じ日に起きたことや直近の出来事であったとしても、過去のことである以上は、普通の過去形が使われます。 たとえ、5分前や1分前の出来事について話す場合でも、動詞は過去形となります。

このような動詞の活用の違いも、スペインのスペイン語とラテンアメリカのスペイン語の大きな違いのひとつであり、両方に対応できるようになるのはかなり難しいことです!

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結論:どの国/地域のスペイン語を話せるようになりたいか、目標を定めてからスペイン語学習をはじめるべし!

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