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トランプ大統領のツイッターに見られる10の決定的な英文法ミス《マネ厳禁》

この秋最も話題のイベントであるアメリカ大統領選挙は11月3日開催。 __トランプ大統領はツイッター上での英文法ミスが多いことでも有名__です。もちろん、誰でもこのような間違いはあると思いますが、トランプ大統領は同じような英文法ミスを何度も繰り返しているのが特徴です。

Factbase*の研究者によると、トランプ氏が大統領に就任してから、これまでに公式ツイッターアカウント「@realDonaldTrump」で見られた文法ミスはおよそ__188個__にのぼるとか。なんと__5日に1度は文法を間違えてツイート__している計算になります。

それでは、__トランプ大統領のツイッターに見られる10の英文法ミス__を見ていきましょう。

  1. すでに最初の挨拶からミス。

大統領就任直後2017年1月21日のツイート。 「光栄に思う」という意味の「honoured 」という単語をまちがえて「honered」とつづっています

  1. 「Thr」と「gas」とは何ぞや?

2017年1月28日のトランプ大統領のツイートより。

まず、__「The」と書くべき単語が「Thr」になっています。 そして、「has」と書くべき動詞も「gas」__とつづられています。

  1. そこ、「smoking」と間違えてませんか?

2018年12月10日のツイートより。 おそらく__「Smoking gun」と書きたかったのだと思われますが、「Smocking gun」__と書かれています。おかげでかなりマヌケな印象のツイートに。

  1. 人の名前でミススペリング。

2018年11月19日のトランプ大統領のツイートより。 民主党下院議員のAdam Schiff (アダム・シフ)氏の苗字を「Schitt(シット)」とスペリング

また、他のツイートでも__バラク・オバマ(Barack Obama)元米大統領の名前を「Barrack」__とつづったり、__テレサ・メイ(Theresa May)元英首相の名前を「Teresa」__とつづっています。

わざと間違ったつづりでツイートしているのかはわかりませんが、このようなミススペリングは__トランプ大統領と対立関係にある人物に対して発信されることが多い__のも特徴です。

  1. メラニア夫人の名前もミススペリング。

2018年5月19日のツイートより。 メラニア夫人の名前を、「 Melanie」とスペリング。正解は「Melania」です。

  1. 意味すら通じない単語をツイート。

2017年5月31日に投稿されたツイート。 __「絶え間なく否定的なメディアのCOVFEFEにも関わらず」と書かれていますが、意味不明__です。

これにはネット住民も容赦なく反応。 このツイートは投稿して__6時間後に削除__されました。 なお、このCOVFEFE事件についての[Wikipediaのページ](https://en.wikipedia.org/wiki/Covfefe#:~:text=Covfefe%20(%2Fk%C9%99v%CB%88,the%20constant%20negative%20press%20covfefe%22.)も作られています!

  1. 「lose」と「 loose」の間違い。大統領でも間違えるんですね。

2016年1月31日のツイートより。 __「Will loose big to Hillary」と書いてありますが、正解は「Will lose big to Hillary(ヒラリーに大敗するだろう)」__です。

  1. 新しい単語「Unpresidented」

2016年12月のツイートより。トランプ大統領は次のようにツイートしました。

“China steals United States Navy research drone in international waters – rips it out of water and takes it to China in unpresidented act.”

(中国が国際水域で米海軍の研究用ドローンを盗み、前例のない行為で水から引きあげ、中国に持ち帰っている。)

ここで問題なのは「unpresidented」。正解は「unprecedented」です。

ツイートから1時間経つまでトランプ大統領のスタッフもミススペリングに気づかず、その後ツイートは削除され、正しいスペリングで再投稿されました。

トランプ大統領が連発するこのようなスペルミスは、__メディアの注目を浴びるための戦略であり、トランプ大統領のメッセージをより拡大することになっているという指摘も存在__するようです。 いずれにしろ、ツイッターがトランプ大統領の失態の場になっていることは事実と言えます。

  1. 「Our nation will heel」

2017年8月19日のツイートより。 「我々の偉大な国も、我々も治癒する」と言いたかったと思われますが、「heal」という動詞をまちがえて「heel」とスペリング

「heel」は「かかと」を意味する単語ですので、全く意味が異なります。

このツイートはわずか数分掲載され、その後すぐに正しいスペルで再ツイートされました。

  1. 「There」と「their」と「they’re」の違いって、日本でも中学で習いますよね?

トランプ大統領は__「There」と「their」を混同してツイート__しています。 2017年8月24日のツイートより。

“The Fake News is now complaining about my different types of back to back speeches. Well, their was Afghanistan (somber), the big Rally...”

(フェイクニュースが私の過去のスピーチについて文句を言っている。アフガニスタンや大会に至るまで…)

ここでは__「there」と書くべきところを「their」とスペリング__。 このツイートものちに削除され、正しいスペリングで再投稿されています。

さて、これまでトランプ大統領によるツイッターでの10の失態をご紹介してきましたが、__最後にもうひとつおまけ__です。 2020年8月3日のツイートより。

Typo in Trump's tweet

そう、アメリカ大統領選挙で__最も重要な州のひとつであるフロリダ州を間違って「Frorida」とツイート__しています(正解は「Florida」)。

このツイートも数時間後に削除され、正しいスペリングで再投稿されています。

いかがでしたか? 良い子の皆さんはマネしないでくださいね!

* Factba.se

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